しがとせかい

地域のお祭りではありえない「WEBのみの事前注文」と「Youtubeライブ」をしてみて得た成果と「地域を巻き込み」方法。

新型コロナウイルス感染症により多くのイベントがなくなるなか、人が集まるお祭りというイベントも例外ではありません。

僕が住んでいる湖南市でも春のお祭り、夏のお祭り、地域のお祭り、秋のお祭りがすべてなくなりました。
理由は一つ。

「万に一つコロナウイルス感染者」を出してはいけないから。

でも花火も見たいし、子どもたちにお祭りも楽しんでほしい。そして出来ない理由があるなら、それをどうやって覆せるかをチャレンジしてみたい。

そうやって出来た「湖南市みんなの夏祭り」。10月31日のハロウィンなのに、夏祭り。そして花火あげる。

そんなこれからの時代でも「出来ない理由を覆す」お祭りをしてみて、良かったこと。更には課題点を今の内に自分の中で出していきます。
熱は暑い内に打てと言いますし。(記事作成はお祭り終わった次の日。)



地域のお祭りでは「ありえない」ことをしてみました。



今回のお祭り。人口5万人のほど街では、まあ普通の地方です。(地方でも田舎より。)

そんなところでチャレンジしてみた湖南市みんなの夏祭りでは、事前注文制で料理をネットからのみ注文受け付けして、当日の支払いはキャッシュレス(PayPay)オンリー。

さらに会場の密をさけるため、湖南市にある8会場のまちづくりセンターで商品の引き渡しと地域イベントを絡め、更にはその延長線上でオンラインコンテンツの配信をしました。



オンラインコンテンツはこちら。全部で3時間ほどの番組で、複数の拠点と収録動画を切り返しました。

こういう地域のお祭り規模ではありえないことをするとまずどうなるのか。

それは「イメージを掴んでもらえない」事が出てきます。

例えば商工会や観光協会、各まちづくりセンターの長や地域のおじいちゃん、おばあちゃん達。

そういう方々に説明しにいっても「ピンとこない」し「これに参加する人いるの?」というコメントまでいただきます。


また今回湖南市、国、観光協会の補助金も一円も使えなかったので、お祭りの費用に関してはクラウドファンディングや協賛で集める必要がありました。

アイデアとして、リアルとオンラインを使ったお祭りをします!というのはいいのですが、それを開催した結果、下記の状態になる可能性は多いにありました。

・クラウドファンディングが集まらず、花火などの予算がすべて自分たち持ち。
・事前注文の料理の注文がまるでない。
・賛同が得られず、地域の会場も特定の会場しかできない。

すんごい寒い結果になる可能性がある中、走り始めた7月中旬。

結果はどうなったでしょうか。


当日クレームは一切なし。事前注文も200件以上がはいる。ライブ動画も常時300人超が閲覧。


まず地域の飲食店を15店舗以上巻き込んで行った、ネットからの予約である事前注文。


こんな感じで、うーん。となっていたのが、その当時の感想です。これだと各まちづくりセンターで料理の受け取りするのが、少ないところだと2件しか出ません。
せっかく準備してもらったのに悪いし、出来れば飲食店の人にも還元したいと思っていた、そこから数日後。

注文が怒涛のように入ってきました。やはり、締切に近づかないと注文ってないんですね。

結果的には下記の数に。


出していた在庫数もどんどんSOLD OUTになっていくのを見ていたのはすごい爽快でした。

またこれだけ注文が入るのはいいけど、当日果たして間違いなしで渡しきれるのか?PayPayってなんぞや?とならないのかなとも思っていたのですが、それも全くなく。

本部を作っていて、もし「料理冷めてるんですが!」や「PayPayなんてわからん!」みたいな話があったら電話を受け取れるようにしていたのですが、そういった内容は一切なく、「これほんとうに大丈夫?」となるぐらい本部は平穏。


更にオンラインコンテンツ側も無事回せるかな?というか見てもらえる人いるかな?と思ったら、放送開始からすぐに100人超えとなり、最終的には300人超えの数となりました。

オンラインの抽選会もSNSコンテストも、激辛もかき氷も無事各会場の担当者さんが回してくれて(しかもそれぞれ本職ではない。)、無事こちらも終えることができました。

結果的に、お金も協賛含めて150万円ほど集まり、実行委員会側の手出しもなく行えたこのお祭り。

お祭りが終わった翌日以降に関係各所に挨拶に伺ったのですが、いずれの方も好意的にとらえていただき、「最初は意味がわからんかったけど、面白かったな。」というてもらえたのは良き思い出です。


次に活かしたい課題「巻き込み方」



今回のお祭りでは市役所の藤本さんと観光協会、更には有志で集まって実行委員会を作り、さらには各地域の方々、中学生や高校生を当日巻き込んで最終的に100人以上は実行側で関わってもらいました。

その中で、僕自身が感じたのが巻き込み方です。

飲食店に関しては、比較的今回のイメージがつきやすいお店を口コミづてで集めて、まちづくりセンターではこれまでの関係性から「失敗する可能性めっちゃありますがやらせてください!」と巻き込み、商工会や観光協会などでは理事会で若さをめいっぱいアピール笑

そうやって巻き込んで出来た今回のお祭りですが、終わってみると贅沢なもので「まだまだ巻き込めてなかったな。」と思います。

今回のお祭りでいえば巻き込み方で足りてないと思ったのがこちら。

飲食店側→更に店舗数を巻き込めば年配の人が事前注文したくなる料理を申し込めるように出来た。
オンラインコンテンツ側→動画作成したい人を巻き込み、もっとコンテンツを増やせた。
SNS側→SNS出演希望者を増やせば、更に枝葉まで周知出来た
行政→各担当まで実行委員会のメンバーを増やすことで、より多くの周知が出来た
まちづくりセンター→地域の人の発掘が出来れば各まちづくりセンターでの企画をより成長させられた。

などなど。

地域の人たちが「これ、やりたい!!」という巻き込み方をしていくことが出来れば、より多くの人に文字通り「みんな」が楽しんでいただけるお祭りになったのかなと。

学べたことは多く、これを次のステップとして活かしていきます。

ちなみに10月はほぼ他の仕事ができなかったので「準備大切」と実感した1ヶ月でもありました。

ではでは。