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地方のWEB制作会社のこれから。目指していく次の形。

2021年7月7日 ウェブ制作会社の話

2010年にWEB制作としてフリーランスで開業し、現在2021年。
ありがたいことにコワーキングスペースを作ったり、プログラミングスクールをはじめたり地方に関わる様々なことをさせていただいたり。
WEB制作をしていないと経験できていないことを色々とさせていただきました。
その中でのこれから数年、更には5年先を見ていったときに地方のWEB制作会社のこれからについて。
そして僕自身が目指していく次の形をメモしておくことにします。
 

「WEB制作だけでは食べていけない。」未来がやってくる?

僕の場合、だいたい毎月3から5件ほどの新規案件を獲得していて、その内の半分超が電話やメールなどでの問い合わせになっています。(紹介は月に1から2件ほど)
プランを固定化しているので、おおよそ問い合わせしてきた方は金額に納得された上で依頼もされており、金額交渉もなくてそういうのがかなり好きだったりするのですが、ではこのスタイルであと何年もやっていくってできるのかな?と。
日常の中でパソコンで調べることがどんどん少なくなってきている今日この頃ではあり、そうするとパソコンサイトって不要だよねという波がいつか来ると思っています。そうなると、スマホサイトのみの制作になり、制作項目でプランを作っている場合は、自ずと金額を下げないとダメになります。
結果本数をこなしていくことが、売上を作るために求められより労働集約的型としてのモデルを突っ走ることになる。
しかも本数が、10本とかになった場合、打ち合わせの回数などが変わるわけではないのでなかなか大変な状態になるのが見えてきます。(かける時間、人件費などのコスト、管理部分)
そういう未来が一つの形として必ず出てくるだろうなーというときに、地方のWEB屋さんとして今種まきしていて新しいチャレンジをしておいたほうが良いよねというのが今回の話となります。
(だいぶ前置き長かったですね。)
 

僕が目指す3つの形。WEB制作事業が生きていく道とは?


「色々している会社ですよね。」
と仰っていただくこともあり、売上が生まれている事業だけでどんなことしているのかなーと改めてこの機会に振り返ってみることにしました。
・WEB制作
・印刷物デザイン
・コワーキングスペース
・シェアハウス運営
・レンタルスペース
・地域情報サイト
・プログラミングスクール
こうみると、リアルな場とWEB制作、そしてプログラミングスクールに分類分けされます。いずれも僕が「やりたい!」と思ってきた仕事で、もちろんこれ以外にも続かなかった・売上を作れなかった事業も数々ありますが、現状ではこの3つの柱を育てていくのが一番良いだろうなーと感じております。
その3つの柱をまず育てていき、そこから生まれたもので新たに派生していく。そうなったときに、WEB制作が「なくなった」としても面白い形でチャレンジできる会社として継続できると思っております。
またその事業でこれまでの強みとしていえるのが「地方のコワーキングスペースという事業でもネット集客できた」「自社でWEB制作できる」「制作業務できるスキルがある人材がいる」というところなので、ここをしっかりと活かしつつ次の方向性まで目指していきます。
 

WEBをデザインできる。プログラミングできる。集客できるを次の道へ活かす。

これまでどの事業も基本的には滋賀県という地域をベースに行ってきました。
WEB制作にしろ、コワーキングスペースにしろ、プログラミングスクールにしろ。ただ今後チャレンジしたいのは、それぞれの事業をより広い展開で使えるサービスを作ることです。
先日事業再構築補助金に通過したときの資料で、SWOT分析したときもローカルに根ざし続けると継続的な成長性を「無理」なこじつけで作らないといけないことがなんとなくわかったので、それならより広い海に出て勝負もしていきたいと思っています。
会社のビジョンは「滋賀と世界で面白い仕事を創り出す」。
そのために、滋賀だけではなく、世界にかけてできる事業を創り出し成長できるところを目指していきます。


大ぼらをふいて、そこに乗っかってくれる変わった人たちと有限実行を目指していく。
そんな会社を滋賀を拠点に作っていこうと思います。はい。