しがとせかい

ホームページ制作会社はこれからどうなっていくのだろう。

先日同業者の人と話していて「これ、補助金使わずで作るケース減るよね。」という話になりました。

全同意のこのケース。コロナがあって2020年は小規模事業者持続化補助金から各市町の補助金などでウェブ制作は、補助をもらって作るというのがだいぶ一般的となりました。(医療関係や介護施設、ある程度雇用しているところは別。)

その中で、かなりの仕事量で溢れた2020年。その流れは2021年も変わらずあると思うのですが、逆に依頼を先にガバッと取っているだけでいつかは反動が来ます。

さらにはスマートフォンを見る割合が増えると、PCのサイト制作需要は減りその分単価も減り、本数勝負になる未来も出てきます。

低単価で、仕事の奪い合いとなっていく時、果たしてホームページ制作会社という存在はどうなるのでしょうか。

 

どんどん出てくる製作者たち。ホームページ制作会社で成り立つには?

まずホームページ制作という内容に関しては、規模サイズによって異なりますがWordpressで10ページ作ってという層は今後どんどん厳しくなってきます。

フリーランスで行う人も増えていき、ただホームページを作りたいというだけであれば低価格のところにいってしまいます。

プログラミングができて、会員サイトやコーディング以外のところでしか実現できないサイト制作の場合は逆にまだ成り立つ部分ではあるでしょう(DXの文脈で地方でも新しくビジネスとしてチャレンジするところも出てきます。)

またこれまでの制作実績ではなく集客実績で謳えるところもそことの差別化は図ることができます。

でもそれでもホームページ制作というパッケージだけでいくのであれば、10年後は形を変えないとやっていけないと思います。

 

ホームページ制作会社のDX。でもそこには一つの壁が。

ではホームページ制作会社が受託業務以外でどうやって生き延びていくのか?

そもそもホームページ制作会社は、ホームページを制作できます。受託で培った技術を活かして、自分のWEBサービスを作りなり、ネットショップを始める、メディアを始めるというのは一つの選択肢です。

ですが、そこに大きな壁となるのが「人的リソース」が足りていないということ。

大体の制作会社は、受託業務を回すのに手がいっぱいで新しいチャレンジを行う時間を確保することや、その要件を満たせる人員が会社にいなかったりします。

例えば、自社サービスで新しくアプリ開発しようとしてもアプリを作れる人がいないし、エンジニアに勉強する時間をとってもらうと受託事業が回らないしという流れ。

結果的にずるずると受託事業をこなしていき、いつの間にか「あんなに依頼があったのに、来月から仕事がない。」という部分が出てきてしてしまいます。

ホームページ制作会社として新しい仕事を獲得するために自社のPRをコンテンツ追加するなどして行うのは大切ですが、そこにだけ注目していると「そもそもこの制作スタイルが合っているのか?」というところを考えることなく、時間だけが過ぎてしまう可能性が出てきます。

 

集中と計画。新しいチャレンジを始めないと、ホームページ制作会社は倒産してしまう。

おそらく地方でも今年はホームページ制作としての業務は昨年と変わらず仕事は増えてくると思います。
(補助金関係が今年も変わらず合ったりするのと、まだまだWEB制作の需要はあるので。)

ですが、今新しいチャレンジに取り組み、ホームページ制作会社としての受託事業以外の収益を作るチャレンジをしないと、数年後には倒産の危機・事業を閉じなければいけないというところが出てくるでしょう。

ただだからといって、少ないリソースで色々なチャレンジをしてもどれも芽がでずに終わってしまうのも見えています。

そこで大切なことが集中と計画です。まず自社で今リスクが少なく、しかも収益の柱として成長させることが何かを考えてみること。
そしてそこに対して集中的に少ないリソースを注ぎ込みチャレンジしていくことです。

例えばホームページ制作会社としての受託事業でも下記のようなことはチャレンジできる要素だと思います。

・社内システムなどの開発業務
・ノーコードを活用したアプリ開発業務
・地場産業のDXサポート
・コンテンツ制作力を活かした地域メディア作成
・デザイン力を活かして、グラフィックデザインも含めた起業・リブランディングサポート
・人的リソースを活かしたネットショップサポートリベニューシェア型業務
・動画編集&SNS拡散力を自社で実績を積み、PRトータルサポート

受託事業で大切なのは、依頼先に利益をもたらすことまたは問題を解決することです。

ウェブ制作はあくまで手段であるため、その手段も含めて上の業務との掛け合わせをすることで地方で言えばオンリーワンの存在で成り立つことができる制作会社となるでしょう。

 

またホームページ制作会社としての「ウェブを作る技術を生かす」という意味ではこんなことにチャレンジしてもいいでしょう。

・自社サービスの作成
・都道府県をエリアとした情報媒体の作成
・ウェブ制作のオンラインスクール(飽和感があるので、そこはターゲットをずらすなど。)
・自社ECサイトを立ち上げる

ここで壁になるのが「その新しいチャレンジをできる人がいない。」というところです。

そこに関しては「収益化を目指すことを大前提にしつつ、事業をスタートさせること」を考えて動くのはどうでしょうか。

 

新しいチャレンジを仕事に組み込み、収益を上げながらチャレンジする

新しいチャレンジをするときにどうしても「このチャレンジは売り上げを作ることができるのか?」となるかと思いますが、まずそのチャレンジが「やりたいからする」だと売り上げを作るのとは少し遠く難しいものとなる可能性があります。

例えば、デザイナーが多い制作会社がであれば、グラフィックデザイン系の業務を受けるサイトを制作し、そこで新しい収益を比較的に上げやすい形で進めるのもありだと思います。

自社内に小さなミニアプリを作れる技術者がいれば、少し無理をするレベルでもそういう業務を受けられるサイトを作るのもいいでしょう。

新しいチャレンジが売り上げにも結びつく可能性が高い。そういうところを考えて動くことができれば、そのチャレンジは収益化に進めることができます。

ホームページ制作会社という時点で、他業種よりも新しいチャレンジへの敷居は下がり、対象範囲もエリアを絞らずビジネスできるのは大きなチャンスです。

今、忙しい!!大変だ!というときだからこそチャレンジをして、収益を上げながら新しいチャレンジを行い新しい収益の柱を作ってみる。

ぜひそんなところにチャレンジして欲しいと思います。(僕も。)